管理者の変更について
2019年10月1日より、西大阪訪問看護ステーションの管理者を変更することが決定しましたので、お知らせします。
・2019年9月30日退任:村上 恵
・2019年10月1日就任:岸本 絵理奈
以下、新たに就任した岸本のご挨拶です。
はじめまして、2019年10月より管理者に就任しました、岸本絵理奈と申します。私は2014年10月から西大阪訪問看護ステーションに入職し、これまでの約5年間、育児メインのパートタイム職員として勤務して参りました。入職当時は、今ほど多くのスタッフはおらず、現社長の矢野、次長の日高、福島所長の庄野、天満所長の西村、前管理者の村上らが、夜遅くまで訪問し、その後はカンファレンス、といったようなハードな毎日を過ごしていたことを覚えています。そんな同僚を横目で見ながら、育児が落ち着けば、いつか自身も仲間入りして働きたいと考えていたのは既に5年前のことです。
訪問看護では、ご利用者様宅のインターホンを押す度に緊張が走ります。緊張の毎日の中、今の自分が、ご利用者様に何を届けられるか、考えて参りました。結果、私たちのサービスにご満足頂く看護の始まりは「第一印象の声だ!あいさつだ!」との考えに至り、ご利用者様宅の扉を開く度に「こんにちわー!!!」と、誰が聞いても、西大阪の岸本が来たことがわかるよう、明るく元気な挨拶を心がけるようになりました。挨拶なんて、誰もが普通にしているだろうことですが、案外喜ばれます。
「声を聞いただけで元気が貰えるね。」
「岸本さんの声を聞いたら、金曜日が来たって思うよ、あんたの声聞かな週末がこーへんわ。」
これが”私の訪看”の始まりです。この5年間、沢山のご利用者様と関わり、多くの学びがありました。ご利用者様の生の声をダイレクトに聞くことができるのは、訪問看護師としての喜びです。
訪問看護では、ご利用者様ご本人のみでなく、ご家族様とも、ご自宅で安全・安心に療養頂き、納得頂ける最期を迎えるために何度も何度も話し合います。話し合う度にご家族様の意見が変わることもあります。そんな時に、看護師だから、ご家族様だからといった壁を越えた関わりができることも訪問看護だからこそだと思います。看護師として、一個人として、ご利用者様やご家族様に安心して頂けるお声がけをすることも訪問看護師の役割だと考えています。
今後、西大阪訪問看護ステーションの「想いに寄り添う訪問看護」を多くのご利用者様へお届けしていきたいと思います。新米管理者ではありますが、地域の皆様方のお力添えを賜われますよう頑張りますので、宜しくお願い致します。
管理者 岸本 絵理奈