「免疫」について
みなさんこんにちは理学療法士 山本です!連日のようにコロナコロナと話題となっていますね。緊急事態宣言も徐々に解除となってきている中で第2波の心配もあります。
これからは「やっと解除される!」「出かけられる!」など緊張感も低くなってしまうことが予想されます。
その第2波に負けない身体つくりをする準備期間でもあると思います。
そこで、もう一度基礎知識の確認と訪問先でよくご質問を頂く内容を元に少しではありますがご紹介させて頂きます!
◎免疫とは
→侵入した細菌やウイルス、体内で発生したガン細胞などを
監視し撃退する身体を守る機能のことをいいます
つまり
免疫力が高い=病気になりにくい! となります。
◎免疫力を高める方法
1.適度な運動
適度な運動は新陳代謝を高め、免疫細胞が活性化され免疫力が高まります。
※注意※
過剰な運動は逆に免疫力を下げるため注意です。
~運動の目安~
運動強度(1分間心拍数)=(220-年齢)×目的(目標)とする数
①健康の維持、増進:0.5
②体重減量、筋力維持・増強:0.6
③筋力、体力の増強:0.8
いくつか運動の紹介と注意点をご紹介いたします。
①スクワット

安全第一で行いましょう!
②タオルを用いてのエクササイズ


③おしり上げ

あげるときに息をゆっくり吐くようにしましょう!
④腰をねじる運動

お腹まわりのシェイプアップも
期待できるかも!?
2.良質な睡眠
良い睡眠は免疫力を高めます!
睡眠時間は?…実はこだわる必要性はありません!
季節や年齢で変わるのでご自身にあった時間を探しましょう。
就寝時間は?…これもこだわらなくてOK!
無理に床についても逆に目が冴えて眠れなくなります。
昼寝はいい?…15時までに20分~30分ならOK!
規則的な生活、適度な運動は睡眠の質を高めます!
3.バランスの良い食事
免疫力を高めるために『腸』が重要な働きをしていることが明らかになってきています!
腸は、口から食べた食べ物を消化・吸収する場所ですが、外界から体内に入ってきた食品と共にウイルスや病原菌などが侵入してくるリスクが高い場所なのです。
そのため、腸の壁の内側には、免疫をつかさどっている免疫細胞が集中しており、体全体の免疫細胞の約7割が腸に集まっています。
さらに小腸の壁で、体に有害な異物を免疫細胞に学習させて訓練していることも明らかになっています。訓練された免疫細胞は腸での免疫に関与するだけでなく、血液の流れに乗って体中に運ばれて、病原菌やウイルスを攻撃します!
そのため、免疫力を高めるためには、腸内環境を良くすることが重要なポイントだと言われています。
<免疫力を高める食べ物>
- 腸内環境を整える食品を味方にする
腸内で善玉菌を増やすヨーグルトや納豆、キムチなどの発酵食品、便通をよくする食物繊維を多く含む食材。
- 適量のたんぱく質が免疫力を支える
肉や魚介、豆腐や大豆製品、乳製品などのたんぱく質源となる食材。
- 食物繊維をしっかりとる。
しめじ、えのき、マイタケなどのきのこ類。
引用:http://misugikai.jp/satou_h/column/3102-2/
4.入浴
免疫力アップの鍵を握るのが、『自律神経』です!
自律神経には2種類あります。
交感神経:興奮しているとき
副交感神経:リラックスしているとき
番組で行った実験では、交感神経が優位な時よりも、副交感神経が優位な時に、唾液中の免疫物質が増えるという結果になったとの報告があります。
お湯に15分程入浴すると、副交感神経が優位になり免疫力UPにつながります。
いかがだったでしょうか??
少しでもみなさんの知識の整理やお力になれたら幸いです!
今後、このブログではセラピストだからこそ発信できる情報はもちろんのこと
日頃、西大阪訪問看護ステーションのスタッフが訪問していて想うこと、考えていることなどもたくさん発信できたらと考えています!
最後まで読んでくださってありがとうございました!