『自粛生活』がもたらす身体への悪影響
はじめまして、こんにちは!サテライト福島の廣畑 博之です。
世間では緊急事態宣言解除後、自粛生活から徐々に元の生活に戻り始めていた最中、再び感染拡大によって、テレワークや自粛生活に逆戻りされている方も多いと思います。このライフスタイルは運動不足を加速させ、今後、様々な心身の不調への影響が懸念されています。
また、在宅勤務などのテレワークで腰痛や肩こりが増えたという調査結果もあります。

テレワークでのパソコン作業などで、長時間同じ姿勢をとり続けることはこういった症状の発生を誘発してしまいます。
それらの対策として、
①定期的な運動習慣。
②長時間同じ姿勢をとり続けない。
この2つはとても重要です。テレワークの有無に関わらず、定期的に運動をする習慣(ウォーキングやランニングなど)がある人は健康上の悩みを抱える割合が少ないという調査結果もあります。しかしこの自粛期間中に運動をしている人の割合が大幅に減少しており、下のグラフは「歩行又は同等の身体活動を1日1時間以上実施している」の問いに対して、緊急事態宣言前と比較し、宣言中、解除後の状況です。

運動しないといけないと思っていても、感染拡大がしている今、外での運動が不安な方もおられると思います。そんな方やテレワーク続きで長時間同じ姿勢をとりがちで身体の不調が出ている方に、
『自宅で簡単座ってできる!姿勢改善体操』を紹介したいと思います。
①首のストレッチ

②肩甲骨の運動

③胸を張る運動

④体側伸ばし

⑤体幹ひねり

またパソコン作業などのデスクワークの姿勢は、猫背になりやすく、肩や腰にさらに大きな負担となります。それに加えて猫背は身体的な面だけではなく、精神的な面への影響もあり、うつ病発症との関係があるという研究結果もあります。
今回紹介した体操をやってみると身体が心地よく伸ばされ、身体も心もスッキリしますよ!ぜひ体感してみてください。
普段は訪問リハビリをメインで行っていますが、地域の高齢者や産後のママさん達にも体操教室を開催したりもしています。
今後もすべての世代の方に、運動を通して健康に生活できる『正しい情報』を発信して行きますので、是非チェックしてみてください!